連載:『探偵はBARにいる』シリーズ

『探偵はBARにいる』シリーズの紹介記事書きました!
近頃少なくなった邦画の実写シリーズものです。しかもエンタメに硬派な社会派を忍ばせた良作。
『探偵はBARにいる』シリーズはほんとに好きだし面白いし『釣りバカ』以来のシリーズものとして活躍してほしい。
そのためには興行収入5億でも続けられるシステムが必要。
釣りバカはテレビ放映で稼げたから興収3億まで下がってもやれてた。
エロやバイオレンスも魅力の『探BAR』だからテレビ放映は期待できないとなると、『あゝ荒野』がやった劇場公開と同時期のネット配信か。
これは衝撃だったもんな。。
#探偵はBARにいる2 は
ゴリ演じる手品が上手な“ゲイのマサコちゃん”殺人事件から大きな事件へ繋がっていくのですが、現代社会のヘイト感情への痛烈な批判になっています。ラストは完全にヘイト感情というものを断罪したものになっており意外と硬派な社会派映画なのです。
2が評価低かったり興収低かったりするのはわかる。ヒロインは尾野真千子じゃなかったんだもん。
だけど事件や犯人の意外性、テーマの社会的意義からするとなかなかの名作なんだよ。








【四コマ映画】聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア


『籠の中の乙女』『ロブスター』のヨルゴス・ランティモスの新作。再びコリン・ファレルを主演に据えて、さらに妖艶な妻役にはニコール・キッドマン、家族を恐怖に陥れる謎の少年にはなんと『ダンケルク』のバリー・コーガン。

ヨルゴス・ランティモス監督の映画といえば〝あるルール〟に翻弄される人間の愚かさをユーモア交えて描きますが、今回はそのルール自体がネタバレになるの書けません。。


鍵を握るのはバリー・コーガン演じる謎の少年。バリー・コーガンは『ダンケルク』では特に印象に残らなかった(主演なのに…)けど、今作では夢に出て来そうな怪演。。怖い怖い。顔が怖い。。こんなにも恐ろしい演技のできる人だとは。。

「生と死を司る」心臓外科医として世界のトップに君臨して理想的な家庭を持ったハイクラスなコリン・ファレルを追い詰める役としてバッチリです。

やっぱ面白い。。この作風が大好きだってのもあるけど、この監督が進化していく様を同時期に見守れるってのは幸福なことです!


話のベースはギリシャ神話の『アウリスのイピゲネイア』とのこと。
全っ然知らなかったので見終わった後にあらすじを読みましたが、なるほどと膝を打ちました。
でも、これ知らずに観た方がいいと思います。
何も知らないままこの映画の世界に引きずり込まれることをオススメします。







フィルマガ連載『ゴジラ』(1954)

フィルマガ映画イラストコラムです。 どうぞよろしくお願いします!
 ↓
  ‪ゴジラがまたもや世界を席巻!その原点である初代『ゴジラ』を知る大事な4つのポイント! | FILMAGA(フィルマガ) 

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まずオープニング。
海上で閃光が走って貨物船が燃えるシーンはまさに原爆と第五福竜丸のイメージです。
戦後も何度となく核実験や水爆実験は行われ、ビキニ環礁水爆実験では第五福竜丸が被曝。 

ゴジラは白亜紀頃から静かに海中で暮らしていましたが、水爆のせいで安住の地を追われ、仕方なく地上に現れました。被爆地の島民は実際に故郷を追われました。ゴジラによって焦土と化した東京の姿は東京大空襲を呼び起こしたでしょう。
また、被爆した子供にガイガーカウンター(放射能測定器)を当てるシーンは3.11の原発事故を経験した現代人にとっても心が痛みます。

『シン・ゴジラ』では死の描写を敢えて避けていましたが、『ゴジラ』では閃光で焼け死ぬ人々や実況中継しながら殺される撮影クルーなど、名もない人の死にゆく姿を映してメッセージ性を強調しています。






四コマ映画『ロキシー』

ヒロインのゾーイ・グラヴィッツが良い!
強さと脆さとお茶目さが同居した〝ロキシー〟という新ヒロインを等身大で演じていて好感。
原題は『 #VincentNRoxxy(ヴィンセントとロキシー)』だったのを、邦題では『ロキシー』にしてヒロイン映画としたのもよくわかる。
ロキシーがかっこいいし、悲しいんだもん。。


補足のテキストも必見です!
ぜひ、ご覧ください!


連載『百円の恋』

よろしくお願いします!

自堕落女子が命がけで挑む恋とボクシング!アカデミー賞外国語映画賞日本代表『百円の恋』

「アタシ、百円の価値しかない女なんで!」

自堕落な32歳のニート(安藤サクラ)が初めての恋とボクシングに血と肉と汗を滾らせる。

名画ですから!

フィルマガ 映画イラストコラム連載です。
良かったらぜひ読んでみてください!