9月14日 理由なき反抗

を観ましたよ。


「理由はあるなぁ」と思いながら観てましたけど、主役の3人がよかったです。
とくに不良少女(現代からするとファッション的には思いっきり優等生) 役の女の子がいいなあと思っていたら
この女優さんも含めて3人ともこの作品でオスカーにノミネートされてるんですね。



映画を多く観ていると「人って善でありたいと願ってるんだな〜」と思います。

「ダークナイト」の爆破スイッチのシーンとかもそうで
僕はああいうシーンを観ると泣けてきます。



「人は誰しも自由に生きる権利がある!」
「強きをくじき 弱きを助ける!」

昔っからこれが「善」であると描かれていたのに
当時は人種差別が堂々と行われていて
恐らく「え?だって有色人種って劣等動物じゃないスカ!」とヘラヘラ笑っていたんでしょう。
言われた方がどれほど傷ついているかも知らずにその夜も健やかに寝られたんでしょう。


それから数十年経って、有色人種もアカデミー賞を穫れるようになったり
ついには大統領にもなったりして
善なるものへの憧れがやっと実現してきたんですね。涙出ますね。




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もう2010年ですからね。

何が「悪」で何が「善」なのかわかっているなら
(他人の尊厳を傷つけるのは善じゃないよね)
いちいちそれをクリアするのに何十年もかける必要はないよね〜。

もう21世紀だもんね。

19世紀、20世紀、21世紀、1990年、2000年、2010年と
時代を区切るのは
それまでの時代を反省してこれから時代を新しく迎えるためでしょう。

そろそろアップデートしとかないと
のび太がタイムマシンで21世紀に来た時に
「え?まだそんなことやってんのっ?マジダッセーの!」 って言われちゃう〜〜。