6月10日 仙台に行きました2

仙台に行きました3


懇意にさせてもらっている 仙台市津波災害ボランティアセンターのスタッフ大平さん(23歳)の車に乗せてもらいました。




被災家屋の事前調査と、泥かき出しボランティアが入った後の事後調査、
海岸付近の道路状態の確認に
ぼくも同行させてもらった形です。



現場を見てください。たくさんの人に知ってほしいんです。
とのことだったので、写真や動画を撮らせていただきました。


ほんとは
「観光地じゃねえんだよ」とか
「これくらいで分かった気になるなよ」っていう気持ちもあるんでしょうけど
それよりも「知って欲しい」気持ちが強いんだと思います。

それは忘れられてしまう恐怖があるからなんでしょう。



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地図のAの場所が最後に出てくるガソリンスタンドの場所です。
右側が住宅街だったことが地図を見るとわかりますね。

「これでもむっちゃキレイになりましたよ。
だってあのスタンドの上の方までゴミうもってたんだもん」だそうです。






このあたりは海岸付近まで家が建ち並んでいましたが、
「すごくきれいな場所でした」という大平さんの言葉を聞いても
簡単には想像できないほどの状況です。






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たくさんのことを見聞きして、
すべてをアカラサマに伝えるわけにはいかないくらい(とくにネットでは)に
かなりざっくばらんに内部事情まで聴かせてもらいました。

だれかにぶちまけたかったんだとおもいますよ。
そりゃそうですよね。
ほんとなら大声で怒鳴りたいところですよ。
ぼくは友人として同じように怒って、同じように問題視することしかできませんが
まずは「知る」ことが大事だと思いました。






「東京の人もみんな毎日被災地のこと考えて生活してますから」と
ぼくは言ったけど
「ほんとですか~~~(笑)」って言われてしまって
「ほんとですよ!(笑)」と言いながら
ほんとかなぁ……と思いました。



風化することを一番怖がっているようです。


ぼくらはぼくらの生活を普通に戻すことも大事なもの事実。


でも「非」被災地が普通に戻っていく様子を見ていると
被災地の人が「おれらのこと忘れて笑ってるよ」と思っちゃうのもしょうがない事実だと思います。


だからほんっっっっとに難しいんだけど
「忘れてないよ。いつも考えてるよ。必要なものあったら声かけてくださいよ。」と
言い続けていくしかないなといまは思ってます。




仙台に行きました3