12月9日発売の「公募ガイド 1月号」に
僕のインタビュー記事が掲載されています。
(本屋さんのクロスワードパズルコーナーとかに置いてあります)
「イラストレーターになるには…」というタイトルの記事なんです。
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このインタビューの依頼が来たとき、まず「断ろう!」と思いましたよ。
大丈夫です。身の程知ってます。
僕なんかが答えられませんよ。僕程度のイラストレーターが、ほんともうカンベンしてくださいよ。
と思ったんですけど、
「親が喜ぶだろうな…」と思いまして、
「大御所のイラストレーターさんじゃなくて、等身大のイラストレーターがリアルに答える」ってことでよろしければインタビュー受けさせていただきますと返事をいたしました。
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後日、編集さんとライターさんとカメラマンさんがウチにいらっしゃいました。
犬は突然の来客に喜び、飛び跳ね、ライターさんはその犬を見て「後ろ足の筋肉すごいですね」とおっしゃいました。
編集さんは「柿がお好きだそうで」とおっしゃって高級な柿をくださいました。
僕はちょっとおしゃれをして、本来なら仕事中にしかかけていないメガネをかけてインタビューに答えました。
カメラマンさんは財布を置き忘れて帰ってあとでウチに取りにいらっしゃいました。
(以上、ミタ風)
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出来上がった記事を読むと「お前はシャロンストーンか」ってなくらいに偉そうな感じで僕が喋ってました。。
(たぶん、僕が気にしすぎなんだと思いますが…)
インタビューで答えている間、
「僕なんかが言うのはほんとおこがましいんですけど…」っていう枕詞を
8万回は言ってるはずなんですけど
文字制限がもちろんありますからね、そういうのはカットされるわけですよ。
そうするとですね、
全体としては「お前らが夢見てる先にオレがいるんだよ」みたいな感じがにじみ出てるんですよ。。
(たぶん僕の被害妄想なんですけどね……)
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記事を書き直して欲しい!と一瞬思ったんですが、
この企画は別に僕の謙虚な人間性をアピールするのが目的でもないし、
誰も別に僕の話を聞きたいわけではないんですよね。
イラストレーターっていいなと思っている人の背中をちょっと推すような
「君も来いよ!」っていう内容がベストなんだろうと思います。
なので、「これでOKです!」と返事をしまして、そのまま掲載されております。
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ただ、ほんとにいたたまれないので、こういう言い訳を書かせていただきましたよ。
(あと、もうちょっと写りのいい写真なかったのかなとか、正面からの写真がよかったんじゃないのかなと思っていますよ)
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今月号がいつもの倍くらいに売れたら
もしかしたら次号から「フクイヒロシの“俺の足跡を踏んで来い!”」が始まるかもしれません。
それが読みたければぜひ買ってください。