4月27日 オー!

アーティスト」観ましたよ。

白黒の無声映画ですけど、何にも足りないものはないし、むしろ喜怒哀楽と映画愛に満ちあふれた映画でした。

「声」がないだけに、音楽がとってもよかったです。
曲もですけど、生楽器の演奏自体があたたかみがあってよかったですよ。

普通の映画よりも情報量が少ないから、音楽もそうだし、人物の感情がスルスルと入って来て、すぐに映画の世界に入り込めました。

ズドンと重く心にのしかかるような映画ではなくて
気持ちよく笑顔になれる映画だと思います。

犬がとにかくかわいい。
















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ウィンターズ・ボーン」 観ました。

予告編では、いい声の男性が「世界が絶賛した感動作」 と言ってますけど、そんな映画じゃありませんよ。
コピーも「家族のために 未来のために 彼女は大人になるしかなかった」ってなってますけど、こんな映画じゃないですよ。

 フローズン・リバーに近いです。土地柄も状況も。怖さも。

 怖い怖い。最後までハラハラですよ。もう怖いよ、アメリカ。なにやらせてんだよ、アメリカ。















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ラビットホール」観ました。

ニコールキッドマンが神経質になってる映画ってちょっと苦手なんですが、
これはよかったですよ。

サンドラ・オーが脇役で出てきまして、それこそ画面に出るたび「オー!」って驚くんですけど、うまいですね、この人は。
いい表情しますし、やっぱこの顔はいいですよ。