7月13日 本は難しい

湊かなえの「贖罪」読みました。

いつも通り性格の悪さ炸裂でしたが、
こんなに長々と自分が思ってることを理路整然としかも誰にも口を挟ませずに一方的に語れたら気持ちいいだろうなあと思いました。
読みやすいしミステリーとしても面白かったです。


*****



三谷幸喜の「清須会議」読みました。

織田信長が本能寺で焼け死ぬシーンから始まりまして、
最初のセリフ、信長の「熱いな。」ってところから「コメディーが始まるんだな」と思って期待もするし実際楽しいんですけど。

一日二日でバッと読めるなら冒頭の面白さとか、途中途中のセリフの面白さで全体的に面白かった!ってことになりそうですけど、どうも眠くなっちゃうし放置したりして、結局読みきるまでに2週間くらいかかりました。


三谷幸喜はやっぱ舞台や映像の人だから、2,3時間の表現の人なんだと思います。

この「清須会議」を2時間で見せられたら面白い!って思うことでしょう。

ということで、すでに映画化が決定しているのでそちらを楽しみに。



*****



三浦しをんの「舟を編む」 、がんばったんですけど途中で読むのやめました。
キャラクターやセリフがとても漫画っぽくってちょっと苦手で、物語に入り込めませんでした。


面白さがわからないぞ…と思いながらも最後まで読みきれる体力と集中力がないです、僕は。
映画ならとにかく2時間で終わるんで、なんとかがんばれるんですが。