2016年個人賞

勝手に個人賞。




主演女優賞
★安藤サクラ(百円の恋0.5ミリ
宮沢りえ湯を沸かすほどの熱い愛
リース・ウィザースプーン(わたしに会うまでの1600キロ
成嶋瞳子(恋人たち



助演女優賞
★深津絵里(永い言い訳
アビー・リー(ネオン・デーモン
宮崎あおい(怒り
アリシア・ヴィキャンデル(リリーのすべて
マイア・テイラー(タンジェリン


主演男優賞
オダギリ・ジョー(オーバー・フェンス
コリン・ファレル(ロブスター
リャオ・ファン薄氷の殺人
エディ・レッドメイン(リリーのすべて




助演男優賞
永瀬正敏(64ロクヨンあん
レイフ・ファインズ(胸騒ぎのシチリア
竹原ピストル(永い言い訳
佐久本宝(怒り
新井浩文(百円の恋




2016年に観た映画

旧作含む。
順番関係なし。


エクス・マキナ
好きにならずにいられない
人生スイッチ
或る終焉
ズートピア
 百円の恋
 イン・サイド・ヘッド
バロン
ハロルドが笑う その日まで ブルックリン
64 前編

64 後編 
ターナー、光に愛を求めて
めぐり逢わせお弁当
トランボ ハリウッドに最も嫌われた男 
オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分
ヴィンセントの教えてくれたこと
リピーテッド
ナイトクローラー
イミテーションゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
ディアーディアー  

帰ってきたヒトラー
ウォント・バック・ダウン ママたちの学校戦争
キングスマン
エヴェレスト神々のいただき
Re:LIFE
柘榴坂の仇討ち
ベイマックス
チャッピー
世界から猫が消えたなら
この世界の片隅で

フレンチアルプスで起きたこと
ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE
エリザのために タンジェリン
幸せなひとりぼっち
ネオン・デーモン
ハンズ・オブ・ラブ
ティファニー ニューヨーク五番街の秘密
リリーのすべて
ダゲレオタイプの女
島々清しゃ

WILD わたしの中の獣
アスファルト
幸せになるための5秒間
湯を沸かすほどの熱い愛
ザ・ギフト
胸騒ぎのシチリア
怒り
永い言い訳
オーバー・フェンス
レッド・タートル ある島の物語

シン・ゴジラ
君の名は。
トレジャー 大人たちの贈り物
ファインディング・ドリー
アルビノの木
ロスト・バケーション
セトウツミ
ゆきゆきて、神軍
アナベル 死霊館の人形
ロマンス

ヒトラー 最期の12日間
ハッピーエンドの選び方
グローリー/明日への行進
完全なるチェックメイト
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?
DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る
アイガー北壁
攻殻機動隊 新劇場版 GHOST IN THE SHELL
テイクシェルター

駆込み女と駆け出し男
フィッシャー・キング
わたしに会うまでの1600キロ
チリ33人 希望の奇跡
ヒトラー暗殺、13分の誤算
ドローン・オブ・ウォー
恋人たち
人生は小説より奇なり
 0.5ミリ
ロブスター

薄氷の殺人
トニー滝谷
ママはレスリングクイーン



 *****


【外国映画BEST6】
フレンチアルプスで起きたこと
エクス・マキナ
好きにならずにいられない
或る終焉
ロブスター
薄氷の殺人


【日本映画BEST6】
百円の恋
この世界の片隅で
オーバー・フェンス
怒り
湯を沸かすほどの熱い愛
セトウツミ

19コの四コマ映画の反省会

今年前半の「21コの四コマ映画の反省会」に続き、
年末の19コの四コマ映画の反省会を。


1.ハンズ・オブ・ラブ




これだけ内容が濃かったり重要だったり社会的に意義のある映画を見てしまうと、なかなか逆に4コマにするのは難しいのですが、できるだけ映画の雰囲気からは離れてライトにしようかと。

スティーブ・カレルが面白パートを担当していたり、全体的には笑いの要素も結構あるので、そんなに離れてないかな。

1.ハンズ・オブ・ラブ




2.トレジャー オトナタチの贈り物。



これはなかなか珍しいルーマニアのコメディ映画。
ルーマニアにはコメディの文化があまりないらしく、このテンポ感(ハッキリ言って長い、遅い)はわざとなのか本人たちには心地いいのか、笑わせたいのか、ただ真剣さを伝えたいのか不明でそこが面白かった。
コメディの基本は、出ている本人たちはいたって真剣であることなので。

エンディング曲でこれほど度肝を抜かれたのは後にも先にもこれだけ。。

こういう変なおじさんたちが奮闘する映画の四コマは描きやすい。
設定を説明するだけで面白くなるし。




3.シン・ゴジラ



映画としてはそんなに楽しめなくて(期待が高すぎて)、唯一、無人在来船爆弾が面白かっただけでした。
とにかく女性が少なすぎて、国家が大変だって時に会議に出席したり作戦を実行するのはほとんど男性。
地球の男女比はほとんど1:1はずなのに。
日本の現状を表した結果がこれなら有意義な映画だけど、あまりこの点には言及されていなく。

なので、勝手にキャスティングしてみました。
大ヒット映画の場合は特に今更設定や内容を表現する必要もないし、あまり期待を煽ると僕のように失敗する人もでてくるだろうし。

これはバズったなぁ。。
感謝感謝です。



4.アスファルト


寂れた団地の中でちょっとさみしく過ごしている男女3組がそれぞれの愛に出会うというしみじみとしたいい映画。

捉えどころのなさと、いろんな要素が絡み合ってる映画なんだよというのが伝わればいいなと。
でもさすがに少しくらいは日本語入れないと。スカしすぎました。



5.ザ・ギフト



このゴードくんにスターになってほしくて、キャラクターのように描いてみました。
ジェイソンにしてもフレディにしても、もう怖いの通り越してキャラ化されて面白くなっていたりするので、ゴードくんにもその一員になってもらいたく。

ずっとモノクロには挑戦してみたくて。
白と黒のバランスが難しいです。



6.永い言い訳


深津絵里が素晴らしいし、モッくんの役柄の特異性とか、子供たちのこととか、竹原ピストルの素晴らしさとか、言いたいことが多すぎて、ずっっっっっっっっと形にならなくて困っていました。
6時間くらい下書きで格闘した日もありましたが、やっぱ違うってことでやり直し。

ほとんど逃げでこのように描きました。
これはこれでいいんだろうけど。
自分としては消化不良、というかそもそも消化すらできてない感じ。

でも、このタッチは便利。。
絵ってこういうものなのかもしれない。



7.レッドタートル ある島の物語

レッドタートルの素晴らしさ、そしてあまりの大コケぶりに慌てて描きました。
アニメを四コマにする気は起きなかったのですが。。

内容にはひとつも触れるわけにはいかなくて
ストーリーの展開ひとつひとつが驚きなので
ぜひその楽しみはとっておいてほしくて。

本編はセリフのない映画なので、逆に四コマには言葉だらけにしてやろうと。

恐れずに見て欲しかったけどな。。映画館で見なきゃなぁ。。




これは今年の1位です。
こんなにも没頭して観れたのは唯一この一本でした。
久々に「観た後これを四コマを描く」というのを完全に忘れて観れました。

すげえ怖いので黒バックに。
パートによって色を変えて。
あと、犯人が誰か察することができないよう努めました。

日本人俳優の似顔絵描くことの苦手意識もなくなってきました。




重いのが続いたのでサッと描きたくて以前観たこの映画を。

タッチも楽そうと思って手描きにしたけど、意外とバランスとるのに時間がかかって楽なのか早いのかなんなのかわからなくなりました。
色の感じはいいかと。

明確にストーリーやキャラ設定を書いていないので
こういう感じのは一体どのくらいまで伝わっているものなのでしょうか。
心配。



一体何が起きてるんだってくらいに、特大ヒットかましてますね。。
猫も可愛かったりして、なかなかサービス精神旺盛の映画です。

自殺中に走馬灯のように妻との思い出が浮かんできて、
さらにはその自殺を止めるような出来事も起こるので
首吊り自殺シーンから。
これは絵も色も流れもうまくいったかと。





邦題も付いていない初号を見せていただいてから、その後SNSで話題になり、試写会でも高評価で、公開から満席続きの大ヒットスタート、という現象を体感できてとても貴重な映画です。

普段、健やかなイラストを描いている僕が取り上げるには気がひけるほどの、なかなかの描写がある映画なのですが、これもいい機会だということで。
配給会社さんから「イケメン狼をお願いします」というリクエストもあったので、いかに狼をイケメンに描くか、そこに注力しました。

一回完成させたのですが、イケメン度が足りない気がして、そもそもイケメンってなんだと悩んだりして、結局俺のイケメン描けば伝わるだろうと、現状のように。
眉毛は太め。

映画自体も、描写は衝撃的ですけど、観た人の感想を読むとちゃんとテーマ性を感じてくれているので一観客として嬉しい。
女性監督だからなのか、全体的に品のありまして。




これも以前観た映画で、とてもかっこいいし面白いし好きなのですが、ちょっとこの四コマではそれは伝わらなかったですね。。

いかに映画と離れてイラスト化するか、というのが最近のテーマなのですが、さすがにこれは失敗した気がします。

文字も手書きなのですが、なかなかやはり厳しいですね。。





ティファニー初のドキュメンタリー映画。
ドキュメンタリー映画をどのように四コマにすれば、と。

要素が多いので、それを伝えるにはさらにコマ割りを増やしまして、
ティファニーの歴史、
映画との繋がり、
ティファニーの企業スタンス、
そこで働く人たち、の姿を描きました。

アメリカの企業ですからアメコミ風にしたつもりです。

これは描いてて楽しかったです。



これは面白かったなぁ、映画として。
コリン・ファレルがモテないおじさんの役作りとしてお腹ぽっこりさせてるんですが、よくこんなに膨らませて、その次の『ファンタスティック・ビースト』では腹筋ボコボコにできるわ。

これも設定を四コマで説明すれば面白くなるパターンかと。
恥ずかしながら四コマ目のイラストは自分でも大変気に入っておりまして。
この映画みんな観て欲しいなあ。





これも「ワイルド」に匹敵するくらいにやばい映画です。
ほんと途中から席を立つ人出てきてもおかしくないです。
けど、僕は好きでした。振り切ってやりきっていて。
映像も音楽もかっこいいし、
エル・ファニングはいいとして
脇のアビー・リーが意外ととても良くて。
表情だけで誠実さや自分の落ちぶれた感を表現していて切なかったです。
とにかく最後のシーンが素晴らしくて。

隙間を埋めたくなるのを我慢して、なるべく隙間を開けて、自分としてスカスカでバランスも取れていないように見えるのですが、自分の目指す完成がほんとの完成じゃない時もあるかな、ということで。




監督のインタビューのテキストを送ってただきまして、とても面白かったのでこれを四コマにさせていただきました。

テキストだけなんですが、ちょっとこの監督が天然入ってるように読めたので、ちょっと変な人として描きました。
怒られたら消そ、と思ってましたが今のところ怒られていません。

以前、架空の俳優のインタビューってのを描いたことがあるので、、その時を思い出しながら描きました。
まかり間違って本人がこれ見たらどう思うのでしょうか。。




この映画のパワフルさ、キュートさ、せつなさはなかなか表現できませんでしたが、
インパクトの強い配色でそれらが伝わればな、と。

もう一度映画館でみたいと思うくらいに痛快だし、やっぱ切ないし。
いい映画なんですよ。




これもルーマニア映画。
本編は暗くジメッとしていますし、予告編ではサスペンス映画の様相なのですが、やっぱ状況としては笑えるシーンもありますし、その滑稽さが映画のポイントだと思うので、まるでコメディ映画かのように。

ちょっと文字多すぎましたね。




結構前に劇場で観たのですがあまりにも四コマにしづらすぎて
描かないリストに入れておりました。

が、やはりこの映画とてもとてもとてもとてもいい映画なのでやっぱ描こうと。

そして困った時のこのタッチ。
あぁ、なんて便利なんだろう。

色使いもいろいろ試せるのでこのタッチは描いてて楽しい。
仕上がりもいつも、自分のイラストか?と思うほどにしっとりしてるし。



****



今年後半は、
いかに映画の雰囲気に飲まれずに、うまく映画から離れて描けるかに注力していた気がします。

自分のためにもなるべく同じ表現の繰り返しにはなりたくないし、
そもそも映画はどれも違うんだから自然と出来上がるものは違ってくるので
自分のイラストの世界が広がっていくのがとてもありがたいです。


映画のイラストのタッチで、と
普段の仕事の依頼をいただいたりするようになっているので
本当に仕事的にもいい状況になってきました。
嬉しい嬉しい嬉しいです。

とはいえ、四コマ映画を月4本ノルマとして描いてきましたが、なかなかきつい。。



四コマ映画『オーバー・フェンス』

四コマ映画『オーバー・フェンス』

 人生うまくいってるとか、成功してるとか思う人にはピンとこない映画かもしれない。

 オダギリジョーは自分を普通の真っ当な人間だと思って、そう振る舞ってるんだけど、無自覚に奥さんを追い込んじゃって、ある日奥さんが自分の子供の顔に枕を押し付けてるところを目撃しちゃう。

 あれ、自分ってやばい人間なのかと思いながらも、それに向き合えずにいた時に出会うのが蒼井優。 
だいぶ世間とずれててだいぶ生きづらそうな蒼井優に魅力を感じつつ、だんだん自分のヤバさに気づいて受け入れていく。

自分を普通だと思ってるオダギリジョーが怖いし、
蒼井優の壊れた感じもいいし、
優香の全然大丈夫じゃないくせに「私大丈夫です」としか言えない人の感じも出てて、とてもいいのです。

 

四コマ映画『オーバー・フェンス』


4コマ映画『タンジェリン』

4コマ映画『タンジェリン』

 スマホで撮影した疾走感ある映像と、徹底した取材から描かれるリアルな物語。

iPhone5sにアナモフィックレンズというのを装着して撮影したとのこと(よくわかりませんが。。)。
古い映画のような質感もあり、小回りの効くカメラワークによって迫力の疾走感を感じられます。

サンタモニカとハイランドの交差点付近の街はおそらくあまり上品な街ではないようで、そこで生活するトランスジェンダーの女性二人を主人公にしてます。
 実際にトランスジェンダーである女優の自らの体験や、監督による徹底したリサーチによってかなりディープでリアルな物語を見ることができます。
彼女たちは実在するし、この物語にも嘘がない。

 後半、うっとおしいおばちゃんが出てきますが、その人の言っていることはとても真っ当なことです。 でもその真っ当なことを言っている人間が一番うっとおしく暴力的に見えてくるのが痛快。

 主演2人はこの演技で演技賞を総ナメしています。
 豪快な体格と繊細な心で、そうそういない個性派俳優として活躍するはず。






四コマ映画『ネオン・デーモン』

四コマ映画『ネオン・デーモン』

 モデル業界に渦巻く嫉妬と羨望、とか言われると
あ〜つまんない映画始まったと思ってしまうけど、

まず映像と音楽がビッキビキでかっこいい。

メイクやファッションもついていけないくらいにかっこよくて
こら狂気映画だななんて思っていたら
後半アレヨアレヨととんでもない方向へ。

先輩モデルのアビー・リーさんが良かったです。
単なるイヤな人ではなく、
新人に追い抜かれて
自分の鮮度は落ちてる自覚があって
困惑して混乱する姿が可愛そうで切なかった。

最後の見せ場も素晴らしい。

彼女がピンポン玉みたいなもの食べるシーンは名シーン!

 
 
 


四コマ映画『ネオン・デーモン』


四コマ映画『薄氷の殺人』

四コマ映画『薄氷の殺人』 映像もストーリーの省略も銃撃戦も早朝に肉まん食うシーンもおしゃれでかっこいい! 主演の元刑事のキャラが複雑で読めないし、中国北部の寒い感じも緊張感があって、これはとてもとてもよい映画ですよ。




四コマ映画『幸せなひとりぼっち』










スウェーデン史上、記録的大ヒットの感動作!
おじいちゃん映画に名作多し!
偏屈で周囲から疎まれて、孤独に生きてた老人がいよいよ人生に絶望して、若くして亡くなった妻を追って自殺未遂を繰り返す。
走馬灯として描かれるのは、彼の波乱万丈の人生と幸せだった妻との日々。
愛しくも悲しい妻との思い出、厳しかった父、疎遠になってしまった唯一の友人……、
人生の最後にその一つ一つを振り返ることで見つけた幸せに生きる方法。