アクアマン









映画『アクアマン』(2018年製作の映画)

『アクアマン』四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2214

面白かった!!!!
こんなに夢のある映画はひっっっっさしぶりに見た!

「ワイルド・スピードのジェームズ・ワン監督!」っていうのを推して宣伝していて
「それってそんなに推しポイントなのか??」と思っていたけど
確かにジェームズ・ワン最高!

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アクションが素晴らしい!
海だけでなく、シチリア編での屋根アクション!

アクアマンと同じくらい強い王女様と二手に別れて敵と戦うんだけど、
アクアマンが手前で戦ってる時に奥で王女様が戦ってるのも見えて、位置関係がハッキリする。

家の中に突然乱入して、住民がビックリ!っていうおきまりのもやってくれるし、
CGならではの自由自在のカメラワークでずっと楽しい。

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『アクアマン』四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2214

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普段は僕はアクションシーン始まると寝ちゃうくらいに興味ないんですが。。

どんなスーパーパワーがあっても結局は「殴り合い」しかしないので「頭使えよ」と思って萎えるし、
味方が数人いても全然チームプレーしないから「頭使えよ」と思ってまた萎える。

しかし『アクアマン』のアクションは素晴らしい!

ただ、どれくらい体が丈夫なのかの説明がされないので、あんまハラハラしないってのはありますかね。。
セスナから砂漠に飛び降りても無傷でしたもんね。。

その割に、砂海王国で落下するときはスリリングに見せてたけど、どんな高さから落ちても多分あの二人は健康ですよ。

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海底世界のデザインがすごい!こんなに夢のある映画はひっっっっさしぶりに見た!

スケール感もディティールもものすごい。作り手が楽しんで作ったのがわかる感じ。
今までに描かれたことのない海底世界を俺らが作るんだ!俺らが基礎を作るんだ!
という気合を感じる。ものすごいもん。

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アクアマンと王女との淡いラブとコメディをちょくちょく挟んでくるのも、テンポがあっていい。

主演のジェイソン・モモアは超絶かっこいいんだけど、ちょっとフラがあるというか、ちょっと面白い。ずっとコメディ感を匂わせているので、本当にDCにとっては救世主ですね。

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「このシーン観ただけでお腹いっぱい!」っていうシーンが14分おきくらいに来るんだけど、
それでもラストのオーム王との戦いでは、そういうシーンだらけでその度拍手しそうになるほど。

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ただ、
海の中のシーンはものすごい気合い入ってるんだけど、
セットで外を撮ってるシーンではいきなりちゃっちい感じなっていたのも
ここまで来ると可愛いポイント。

ニコール・キッドマンが変な服着て頑張ってアトランティス帝国の女王になりきってるシーンもちょっと笑っちゃう。。
水に濡れたら服重くなるから大変だろうなとか、水が中に入っちゃったりするのかなとか心配になることも。。

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で、DCといえば、ラストバトルでは夜に広場で戦うという規則がありますので、今回もラストは「夜に広場で」です。

それを観たとき「うわ〜、夜に広場だぁ…」と一瞬落ち込んだんですが、、考えてみたら、これほどまでに「脱DC」を試みている映画でも
やっぱラストは「夜に広場で」を選んだってことは、今までのDCヒーロー映画に敬意を現しているんだなぁと思ったらちょっと泣けてきました。
(別に特にDC好きってわけじゃないんだけど)

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王女メラがめっちゃくちゃ強いし、頭がいいのも良かった。

なんかブラック・パンサーに似てましたね。

隠れた世界に科学技術が発達した国がある、とか。
情けない王子を導く強い女性たちがいる、とか。

撮影時期からしてマネしたとは思えないけど。

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『アクアマン』四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2214