2018年映画ベスト10 外国映画

#2018年映画ベスト10  外国映画

1 #ザ・スクエア思いやりの聖域
2 #心と体と
3 #タクシー運転手約束は海を越えて
4 #スリー・ビルボード
5 #ブラックパンサー
6 #いろとりどりの親子
7 #インクレディブル・ファミリー
8 #ウインド・リバー
9 #彼の見つめる先に
10 #ロープ戦場の生命線

1 #ザ・スクエア思いやりの聖域
『フレンチアルプスで起きたこと』のリューベン・オストルンド監督作。151分あるんですけど、もっとやってくれ終わらないでくれ終わるなら続編やってくれと願いながら観ました。こんな風に映画を観たことは初めて。自分の変態性を裏付けされました。。

2 #心と体と
だって減点するとこがないんだもん。会話や仕草のひとつひとつが丁寧で、意味があって見ていてほんと感心します。映像が常に素晴らしくキレイなのですが、特に鹿パート。
所々で挿入される森の二頭の鹿の映像がまぁ美しい。

四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=1998 …




3  #タクシー運転手約束は海を越えて
『1987、ある闘いの真実』とセットで。
タクシーが地理的に移動すると窓外が徐々に不穏になり、警察が市民デモに水平射撃した光州に着く。東日本大地震を思い出しながら観ました。国内で大変なことが起きてきても地理的に離れていると普通に暮らせてしまう残酷。


4 #スリー・ビルボード
「道々考えて行きましょう」ってのはやっぱ今の全世界に対するメッセージですよ。
『フェイクニュース』で光石研も「みんな落ち着こ!息吸お!」っつってたし。

四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=1932 …




5 #ブラックパンサー
俳優さんみんなの演技が素晴らしい。
黒人俳優っつーとすぐにチンピラや貧困層の役をやらせるけど、こういうゴージャスで複雑な役があれば魅力的に演じられる俳優さんはたくさんいる!




6 #いろとりどりの親子
「どんな親でも自分の子供に欠点や問題を抱えている。でも他の子と交換しようなんて思う親はいない。」

虐待する親もいるのでこのセリフを鵜呑みにはできないけど、
叫びや祈りのように聞こえたんです、この言葉が。
選択じゃないんだな、愛情ってのは。




7 #インクレディブル・ファミリー
実はこの映画のほんとの悪の根源は、エーエイチオーな顔してぼけ〜っと口開けて映画(やスマホ画面)を観てる観客たちですよ。それが映画の中で提示されるんですよ、明らかに。
そんな映画がこの特大ヒット。びっくり現象。。




8 #ウインド・リバー
実話を基にした映画。アメリカでは、先住民であるネイティブアメリカンを彼らにとって何の所縁もない“保留地”へと移動させた。
この映画では、実際に起きている多数のネイティブアメリカン女性行方不明事件を告発している。
そんで、ジェレミー・レナーが死ぬほどカッコイイ。。




9 #彼の見つめる先に
「視覚障害者だからゲイだから可哀想だなぁ健気だなぁって映画だと思った?」って言われた感じ。

ゲイ映画って最終的にはブルーな気持ちになるのが多いし、ハッピーなのはバカ騒ぎ系だったりするので、ピリッとビターな描写もありつつラストは…っていう映画は本当に稀有。




10 #ロープ戦場の生命線v
これは面白い!
ティム・ロビンスのボケとベニチオ・デル・トロのツッコミの漫才。
全体をユーモアで包んでいながらも描かれているひとつひとつは過酷。
登場人物それぞれが魅力的。ほつれてちぎれそうに細いロープを手に入れるまでに、それぞれ人間ドラマが繋がっていく。


次点(順不同)

#ペンタゴン・ペーパーズ最高機密文書(四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2112 … )

#レディ・バード(四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=1987 … )


#リメンバー・ミー(フィルマガ→https://filmaga.filmarks.com/articles/2318 )

映画『カランコエの花』



 カランコエの花(2016年製作の映画) 製作国:日本 / 上映時間:39分

勝手に嫌〜な感じのサスペンス映画かと思ってましたが、本当に温かい映画でした!


四コマ映画→https://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2175

39分という短編。
この話の続きを描いたり、キャラそれぞれの背景をもっと描いたりしていけば、90分くらいのは作れたと思います。

が、それをせず39分にしてこの見ごたえ十分にしてるのはほんとすごい。

観終わってから登場人物それぞれのセリフや行動を思い出して、
彼らがどんな気持ちだったのか、今どんな気持ちでいるかを考える余地があるのが意義深い。

観客が物語を家に持ち帰ることができる。なんと素晴らしいのでしょうか。


****


学生たちのなんとも自然な演技。。
即興っていうか、隠しカメラで撮ってるみたいに自然。

帰り道のモノマネのシーンなんかホントに楽しそうでほのぼのします。


黒板の落書きを見つけるシーンだけ、いきなり演劇的でしたが。。
あそこまで全員が起立しないでしょうね、実際は。
少なくとも座ってる人も多いだろうし、関係ない会話をしてる男子たちもいっぱいいるでしょう。

ま、あそこがこの映画の佳境なので印象的な演出にしたのだろうと思います。


学校でLGBT授業をする時に「クラスに1人いてもおかしくない割合です」と先生が言うこともあるでしょう。
でももしLGBTの子がそのクラスにいて、それを〝隠したがっているとしたら〟、かなり緊迫しますよね。。
「やっべ、LGBT探しが始まる!」って。

それが実践されるのがこの映画です。

***

保健の先生の薄っぺらいLGBT授業も面白かったな〜。。
あれでは何もいい方向へ行かないわな。。

あと、黒板に「LGBT」と言うアルファベット四文字を書かれるのもなかなかショッキングですね。

頭文字取って4つ並べてアルファベット読みされて、こう言う人たちがいますって。
逆に同じ人間じゃない感が強まる。。

***
この映画の凄さはやっぱ39分という時間ですね。

ラストは温かな着地をしますが、
解決していない問題がいくつか残る。

観客誰もが観終わった後、そのことについて考える。

一つの答えを出すことも出来ただろうけど
それをしないことによって、見る人が答えを出せるし、
時代の流れに負けない作品になったと思う。

で、それがけして無責任なことではないのは
作品を見ればわかる。
どれほどの覚悟でこの映画を撮ったか。演技したか。ですよ。

四コマ映画→https://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2175

映画『斬、』

斬、(2018年製作の映画) 上映日:2018年11月24日 / 製作国:日本 / 上映時間:80分




「痛快さ」や「明快さ」の前では「正しさ」ってのは本当に弱いものだと感じる映画でした。。

映画の中で、池松壮亮がまずは飲みニケーションで事件を回避しようとするんだけど、
そんな主人公はヒーローになんないもんね。。
大衆が求める痛快さも明快さもないんだよなぁ。。

毎回事件が起きる前に敵と飲みニケーションで事件を回避していく主人公。。
人気でないわなぁ。。

ってことで『斬、』でも、そのあと結局は大殺戮が始まります。。
し、確かに興奮する。。


****

四コマ映画『斬、』→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2177

****

セカイ系でもあるのかな。
世界では大変なことが起きてる。でも結局個人は腕の長さの半径でしか対応できない。
その範囲を超えて存在感アピールしたいとなると、〝強さ〟に頼るようになるんだろうか。

本当にタイムリーなテーマだし、あえてセリフを現代の言葉遣いにしたのもテーマと合致。



***


先日、感動ミステリー邦画を観て、
人の死があまりにも軽くて涙スイッチとしてしか扱われていなくて、本当に呆れてウンザリしていたので、、
この 『斬、』観て、恐怖に震えながらも安心しました。

こんなにもちゃんと人間の尊厳を描こうとする人がいるんだと。


***

80分という上映時間だけど、
観終わった後の疲労感は140分程度。

あと、受け取ったテーマの重さで頭の中の圧迫感も140分程度。。


***


刃が歯に当たった時の、史上最高に嫌な音とか、効果音はそれこそ効果的でした。

が、音楽は僕の好みではなかった。。

あと、手持ちカメラがものすごくブレるんですが、、
それが来るたび

「あ、カメラマンがいるんだ」
「そうだこれは撮影だ」
「森の中で大変そうだな」
「茂みに入るときは草鞋だと怪我するから靴履いてるのかな」
「昔は靴なかったから破傷風で死ぬ人も多かったんだろうな」
「破傷風って本当に怖い病気なんだから昔も草鞋じゃなくて足をきっちり覆う長靴的なもの履いた方が良かったよな」
「でも草鞋履いてたってことは昔の人は皮膚が分厚かったのかな〜」

とか映画とは全然関係ないことを考え始めちゃったりしました。

撮影隊の存在を感じさせない撮影の方が没頭できたと思います。
わざとなのかな。


***

四コマ映画『斬、』→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2177

切れる!つながる!電池がなくなる…!電話に翻弄される人々にハラハラする映画4選

12月16日は電話の日です。1890年のこの日に、日本国内で初めて電話が開通(東京 - 横浜間)したことが由来となっています。1890年といえばNHK大河ドラマ『西郷どん』の西郷隆盛が亡くなってからまだ13年しか経っていない頃です。

そして、時を同じくして1890年頃、映画が誕生しました。リュミエール兄弟やルイ・ル・プランスなどが競って映写機を発明し、『ラ・シオタ駅への列車の到着』や『ラウンドヘイの庭の場面』などのフィルムを残しています。

電話は映画のストーリーテリングにおいて重要な装置です。今回は電話の特性を活かした〝電話映画〟をいくつか紹介します。

 ↓↓↓↓↓↓

電話映画4選→https://filmaga.filmarks.com/articles/2451/ 



#フォーンブース  #オンザハイウェイ  #ペンタゴンペーパーズ最高機密文書  #セルラー










『ミニオンズ』のイルミネーション初のクリスマス映画『グリンチ』(2018)

『ミニオンズ』『SING/シング』『ペット』などの大ヒットアニメを送り出しているイルミネーション・エンターテインメント初のクリスマス映画『グリンチ』が2018年12月14日(金)より全国公開。

原作は1957年の絵本「いじわるグリンチのクリスマス」で、2000年にロン・ハワード監督、ジム・キャリー主演で実写映画化もされています。
日本では馴染みの薄いキャラクターだと思いますので、今回はグリンチというキャラクターを紹介しますよ!

   ↓↓↓↓

クリスマス恐怖症にちょっと共感も!グリンチってどんな奴?原作や過去作と比較で紹介 | FILMAGA(フィルマガ) https://filmaga.filmarks.com/articles/2434














クリスマス恐怖症にちょっと共感も!グリンチってどんな奴?原作や過去作と比較で紹介 | FILMAGA(フィルマガ) https://filmaga.filmarks.com/articles/2434

仕事頑張りすぎてない?勤労感謝の日にこそ観たい“働く“を考える映画7選



https://filmaga.filmarks.com/articles/2386/
仕事頑張りすぎてない?勤労感謝の日にこそ観たい“働く“を考える映画7選

#何者 #シン・ゴジラ #カーズクロスロード #女神の見えざる手 #あん #シェフ三ツ星フードトラック始めました

映画『体操しようよ』

上映中『体操しようよ』
監督:菊地健雄
草刈正雄 和久井映見 木村文乃 きたろう 渡辺大知

四コマ映画『体操しようよ』→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2156

***

観るリストから外してるでしょ?

個人的2017年邦画1位『ハローグッバイ』の菊地健雄監督作でなければ僕も劇場で見ることはなかったでしょう。。
まさか何度も泣かされるとは。。

ラジオ体操ってのはつまり何なんだ、という掘り下げができているから映画に強い核心がある。

***

2〜30年前の邦画コメディの良い匂いはするんだけど、演出はクール。

前半ではポロポロとピアノ曲が入ってくるけど、終盤では泣かせるシーンほど音楽ナシ。

***

終盤に大団円があって普通の映画だったらそこで終わるんだろうけど、この映画は終わらない。その先を描く。

その先ってのは「生と死ギリギリの孤独」。。
死ぬのかってくらいに真っ暗。。
で、まさかの無音。耳キーンなるくらいの無音。恐怖ですよ。。

で、そこからラジオ体操のあの音楽。
つまりはあの歌詞へと繋がるわけですね。。
これがこの映画のテーマなわけです。

***

登場人物が多いのですが、背景が描かれているのは4人だけ(たぶん)。

この4人の描き方が十分だし、
ラジオ体操に集まる人たちそれぞれに背景があることは伝わる。
だって山田真歩がいるんだもん。

会長だって絶対人に言えないような過去があるはずなんだけど、それをくどくど描かない。

そんなことしなくても伝わる仕組みになってるし、
ひとりひとりに踏み込んでいかずにギリギリ名前知ってる程度の人たちが集まるのがラジオ体操である、と。

***

ラジオ体操ってものすごく日常的なもののイメージがあったけど、だいぶ非日常なんですね。

相当な理由がないとやらないもん、いい大人が。
毎朝早く起きておんなじ音楽聞いておんなじフリで一斉に動くなんて奇怪ですよね、考えてみれば。

それがなぜ必要なのか。
健康のためってのはあるけど、あの歌詞ですわな。。

四コマ映画『体操しようよ』→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2156





ホラー映画『クワイエット・プレイス』

四コマ映画『クワイット・プレイス』→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2153 

登場人物と観客がそれぞれ〝知っている〟〝知らない〟のパターンが上手く使われているのです。

***

アイデアの洪水!
ドンドコドンドコ次から次へと「なるほど!そうくるか!」「なるほど!そうくるか!」の応酬。

***

観客よりも登場人物の方がこの状況について詳しいので、
登場人物が先回りして対策をしている事自体で観客はこの状況について知っていく。

セリフは極限まで少なく映像で説明するってのは「まさに映画の仕事」!

観客と登場人物が同時に「知る」「体験する」瞬間も多くて、
それはより緊迫感が増す。
誰も対策を取っていないわけだからね。

そして最後のパターン、
観客だけが知っていて登場人物たちが知らないことが途中で起きる。
それがとても大きなキーになるわけです。

これについては言いたいことがあるので、コメント欄に(怒)!


*****


演技賞あげようよ。
アンサンブルでもいいよ。
娘にも助演賞やろうよ。
エミリーブラントに主演女優賞あげられませんか?

ゴールデングローブ賞の候補くらいだったらどうかな?

だってすごかったじゃん。。


***


パパが顔から何から死ぬほどカッコ良かったですね。
そこも素晴らしい点です。

が、
これ韓国がリメイクしたら絶対パパはクズからスタートだね。
クズだったのが事件を経てどんどんカッコよくなっていく、と。
(韓国パニック映画あるある)
韓国版もやって欲しい。


*****


アレの造形が素晴らしい。

低予算映画らしいんだけど、嘘だろと。
アレの造形をあんなに素晴らしく出来るなんて。。

逃げることもできたけど
もんんのすごく大事なポイントであるってことをわかっていて
ちゃんと力入れて、結果的に素晴らしく出来るなんて、さすがアメリカ。。


四コマ映画『クワイット・プレイス』→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2153 





【ネタバレ】映画『寝ても覚めても』

麦が再び現れて朝子がサッとついていく。
そして亮平のもとへと帰る。
ここが小説だとなんか説明あるかと思って期待したけど、朝子がたしかにその都度なんか喋ってんだけどイマイチ意味がわからない。。
結局映画の印象と変わらない。だから映画が凄いなとも思います。

豊崎さんの解説を読むと、ま、どうやらセックスのない性欲の話らしいですね。
麦とは性欲、亮平とは愛・結婚、ですかね。
『イット・フォローズ』のソレの意味のようにわかっちゃうと「まぁそうか…」と思って、わからないままの方が魅力的だったかなと思うわけですが。
ま、違うかも知んないし。

***



小説は東日本大震災前だったのでその描写はないですが、地震の描写自体は何度かありましたね。


映画版では、朝子は「間違ってはいないことをしたかった」ってことで毎週のように東北まで車でボランティアしに行ってた。亮平と一緒に。

で、麦と朝子が車で逃げた先は仙台。
麦は「海が見たい」っつって仙台の海岸まで車を走らせたけど、海が見えない。高い堤防ができてるから。

「海見えない。こんな堤防できちゃって…」と麦。
「え?知らないの?ここで何があったか、知らないの?」と朝子。

麦は東日本大震災に興味がなかった。いくらその時日本にいなくても情報は入ってきただろうけど、興味がないから記憶にない。仙台の海で何が起きたか。

柴崎さん曰く「麦は宇宙人で地球にきたばかりで人間の感情を学んでいる最中」とのこと。

***


そんなことよりですよ。
小説のラストのポパイ刺青黄色自転車男!

小説のラスト、緑道で朝子と亮平と千花との対決があるわけですが。
途中突然、黄色い自転車に乗ったポパイの刺青入れた坊主男が割って入ってくるんです。口笛吹きながら。
完全に三人の間で止まったわけです。

でもこの三人はポパイを無視。存在に気づいてる描写もない。
普通に喧嘩続けるわけです。
こんなこと地球上では起きませんよ。。

で、千花は「いこう、げんちゃん!」っつってポパイの自転車の後ろに乗って去っていく。

去っていく千花について朝子も亮平もリアクションなく会話を続けてから4ページ目で小説完結。

何これ。。怖い。。

きっと朝子が千花を消したんですね。邪魔だから。
だからポパイを作り出して、千花をこの場から消し去った。
もう怖くて。。この存在しないポパイが。。

そういえば朝子は混乱すると嘘言うんですよ。突然起こり得ないことを言う。読者に。
どうも読みにくいなこの本と思ってたけど、豊崎さの解説に朝子のことを「信頼できない語り部」と説明してたから、多分そう。

柴崎さん自身も朝子は宇宙人だと書いてる。

いやぁもう『寝ても覚めても』やばいよ。。

で、この異常な原作に手を加えて同じような味わいに仕立てた映画もやはり凄いのさ。。。。

映画『寝ても覚めても』

映画『寝ても覚めても』(2018)
キャスト
東出昌大
唐田えりか
瀬戸康史

監督/濱口竜介
原作/柴崎友香

四コマ映画『寝ても覚めても』https://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2150

だいぶ前に見たんですけど、全然書きたいことがまとまらなくて。。
とりあえず個人的には今んとこ2018年の邦画1位。だし、事実1位だと思います。

****

あまりにも『寝ても覚めても』に心囚われてしまいまして、普段そんなに読まない小説を読みました。
原作小説『寝ても覚めても』。

主人公朝子の気持ちの変化を知りたくて。

小説読んでみると、一番大きな違いは朝子が自分の気持ちをバンバン喋っていること。
ネタバレになるから書きませんけども。。

あと、刊行された時期からして〝東日本大震災〟が入っていない。
登場人物も多い。

大筋は同じだけどちょっと展開が違ったり。
まさかみんな大集合したレストランのシーンが映画オリジナルとは。。

この原作小説ってほとんど映像化不可能なのに、これを小説と同じくらいの破壊力のある怪作として映画化するって本当にすごいと思います。。

この映画にハマった人は小説も読んでみてほしい。小説もまたイっちゃってるから。。

***

サイコパス俳優として活躍めざましい東出昌大ですが、さすがです。
そして普通の人間も演じられていたのでそろそろもう抑えきれない大俳優へと変貌するでしょう。

唐田えりかがCMでやる気ないイメージがあったんですが、いや、そのままなんだけど完全にこちらもサイコパス。
でもどれもリアルな人間なんですよねえ。。

瀬戸康史は甘いルックスがむしろマイナスに作用してる俳優さんなんだろうなと思っていたけど、やはりすごい人でしたね。
東出昌大の常人ならざるスタイルの良さを、同じスタイルの瀬戸康史を隣に立たせることでパッと見の宇宙人感を消せる、というすごいアイデア。

*****

映画と小説のネタバレはコチラ→https://filmarks.com/movies/75124/reviews/57333393

【完全ネタバレ】映画『search/サーチ』あらすじ

【完全ネタバレ】映画『search/サーチ』あらすじ

いやぁ面白かったですね!

つまりは親対決だったんですね。
息子を守りたい母 VS 娘を探したい父。

そういえば刑事(母)がどんどん憔悴していってたんですよ。
でも僕はただ「この知らない女優さん、演技くさいなぁ。やりすぎ。。」としか思ってなかった。。

演技が下手だったんじゃなくてうまかったんですね。。まさかですよ、あの人が犯人とは(犯人は息子か)。。

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まずは「弟が犯人か!」と思わせて、違って
「婦女暴行事件だったのか!つまらないオチだなぁ!??」と思ってたら、それも違って
「あのウェイトレスが!」ってのも違って
ほとんど話の中でしか出てこなかった刑事の息子が犯人でございました。
最も悪いのはその母親だが。。

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四コマ映画『search/サーチ』👉https://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2148

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刑事の息子は同じ学校(?)のマーゴットのことが好き。
息子はせめてネット上でお近づきになりたくて、素材写真モデルの画像を使って別アカ(ハンナ)を作りまして、マーゴットに接近。
「ガン治療にお金がかかるの」とか嘘ついてたらマーゴットはそれを信じて、
ピアノ教室やめて月謝をずっとためて20万円くらいをハンナ(息子)に送金してしまった。

息子も悪い人間じゃないから「正直に話そう」と思っていました、と。

その夜、娘マーゴットは、お泊まり勉強会だと嘘をついてマリファナ(?)をやりに近所の湖まで行きました。

「学校で正体をバラすとマーゴットが暴れるかもしれないから(母親談)」ってことで息子は、湖に向かうマーゴットを車で尾行。

正直に全部話したらマーゴットは怒って暴れた。
戦いの末、マーゴットは崖の底に落ちてしまった。ものすごい崖でしたね。あんなとこでケンカする高校生はいませんね、夜中だし。

で、息子は刑事である母に相談。「人殺しちゃったっぽい」と。
「大丈夫、私がもみ消すから。マーゴットは自ら何処かへ逃げたことにするわ!」と。

警察の上司に「すみません、私この事件やりますんで」と志願。
マーゴットのパパには「任命されまして…」と嘘を。

刑事はずっとパパを監視&管理していたんですね。
マーゴットが事件に巻き込まれたことがバレないように。

でも、高ネットスキルパパは意外と事件の真相に近づくもんだから
昔自分が逮捕して更生させた元犯罪者のおじさんに麻薬を打って「自分がマーゴットを殺した」と自白させてさらに自殺と見せかけて銃殺。(ひどいね、刑事。。)

パパはマーゴットが死んだと思ったので、葬儀屋のwebを開いた。
そしたらその葬儀屋のモデルとしてハンナが登場。
娘の唯一の友人で自分をウェイトレスだと言っていた女。

どういうこと?と思っていたら、この女性は素材写真のモデルさんでした。
マーゴットと全く関係のない人でした。

で、娘を殺して自殺した男の写真をもう一回見てみたら、どっかで見たことあるぞこの顔。
刑事が元犯罪者の更生支援をしてる記事の中に犯人(とされた)男がいた!
つまり刑事とこの男は繋がっていた!

パパは刑事を疑う。マーゴットの葬儀に参列していた刑事を逮捕。
取調室へ。
全てを告白。「息子は他の子供と少し違うの。全ては息子のためよ」と。

事件発生から5日目。崖の底に落ちて水も飲んでいない状態で死んでいるに決まってる、と言われるが
「月曜日は嵐だった!水がないのは2日間だけだ!」ってことに気づきまして
崖の底を捜索。
めでたくマーゴット救出。

マーゴットはピアノ教室再開。
受験の合否を知るためにwebページをリロードを繰り返すマーゴット。

パパはチャットで
「I’m proud of you」
ちょっとためらってから
「Mom would be too.」
で観客号泣。
THE END!お見事!

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四コマ映画『search/サーチ』👉https://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2148

全編PC画面映画『search/サーチ』

映画『search/サーチ』
監督:アニーシュ・チャガンティ
主演:ジョン・チョウ
公開:2018年10月
上映時間:102分

https://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2148

面白い!
でもこれ結構ネタバレ厳禁案件ですよね。
僕観る前にネタバレ踏んじゃって、てか誰かがインスタで感想書いてるののコメントでネタバレ書いてる人がいて「おいおいおい」と。

でもまぁ観てたら引き込まれてそんなことも忘れて楽しみましたが。

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PC画面のみ、ということですけどいろんな工夫があるので絵的なつまらなさは皆無。

PC画面だから写っていないところがあることも不自然じゃないし、車での移動の表現とか笑えるし。

****

パパ役のジョン・チョウがいい。
情けない感じの雰囲気もあるけど、怒ると何しでかすのかわかんない不穏な空気もある。

あとはほとんど無名の俳優さんだという点も今回は功を奏しましたね。

いや、これはかなりのネタバレ案件なのでこれ以上何も書けん。

『バッドジーニアス』といい『search/サーチ』いい『クレイジー・リッチ』といい『カメラを止めるな』といい。
アジア勢頑張ってるなぁ。
  ↓
『search/サーチ』




11月1日2日は「死者の日」祭り。ハロウィンとの違いは?

11月1日と2日は『死者の日』というお祭りです。
ハロウィンと連続しているので同化し始めていますが、ハロウィンとの違いや、関連映画を紹介しています。
   ↓ ↓ ↓
https://filmaga.filmarks.com/articles/2318

●ピクサー『 #リメンバー・ミー』
●ギレルモ・デル・トロ 製作『#ブック・オブ・ライフ ~マノロの数奇な冒険~』
● セルゲイ・M・エイゼンシュテイン監督『#メキシコ万歳』(1931.1979)

僕は多分『メキシコ万歳』をベジェ曲線で描いた日本で3人目の人間だと思います
   ↓ ↓ ↓
https://filmaga.filmarks.com/articles/2318






映画『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』







映画『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』 (2018年製作の映画) 

近年のニコケイさん(=ニコラス・ケイジさん)では最も評価が高い(らしい)!
 ロッテントマトで92%をキープ。。
 ニコケイさんに演技賞の噂も。。
 何が起きてんの??

  四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2146

 ****

 どう考えても笑わしにかかってるんですよ。

 不思議な形をしたオリジナルの武器(剣)をニコケイさんが作るんですが、 出来上がって刃先がキラーンと光るとニコケイさんのおでこもどういうわけだけキラーンと光るんですよ。

 生きた虎も出て来ますけど、この使い方がまた。。

ラストのチェーンソー対決(オリジナルの武器使えよ!)も完全コメディ。

 ***

  『シャークネード』を観るには脳ミソを外さなきゃいけない、と書きましたが 『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』の場合は外す必要ないです。

 脳ミソが自動的に溶けていきますので。ただ座って前を観ていればいいです。

映像美と不可解なストーリーがクセになる!奇才、デヴィッド・ロバート・ミッチェルを大解剖 | FILMAGA












映像美と不可解なストーリーがクセになる!奇才、デヴィッド・ロバート・ミッチェルを大解剖 | FILMAGA

 https://filmaga.filmarks.com/articles/2262

マニアッッックな企画が通りました。。

デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督自身を紹介します!

一体何人の方が読んでくださるのでしょうか!?

*******

若者が人生の真理を知る瞬間を描いた傑作ホラー『イット・フォローズ』は、映画人からも高く評価され世界的なヒットとなりました。日本でも話題になり、その映像美と“イットとは何なのか”という謎に惹きつけられた方も多かったようです。

これを監督したデヴィッド・ロバート・ミッチェルは、2014年、米誌『Complex』で「商業的な成功を収める可能性がある10人の有望な映画監督」にも選ばれた、今までにない魅力的な映画を撮る映画作家です。

今回は、日本ではまだまだ知名度の低いデヴィッド​・ロバート・ミッチェルの魅力をご紹介します。

‪映像美と不可解なストーリーがクセになる!奇才、デヴィッド・ロバート・ミッチェルを大解剖 | FILMAGA

 https://filmaga.filmarks.com/articles/2262

映画『愛と法』














映画『愛と法』(2017年製作の映画)
***
社会問題を扱ったドキュメンタリーなんですが、映画として絶対に面白い。
褒め言葉にならないのかも知れないけど「普通に映画として面白」かったんです。
電車内のアナウンスや街で聞こえてくる声の一つ一つにも意味が託されていて、メッセージがうるさくなく伝えられてきます。
しかもそれは誰かに喋らせているんじゃなくて、街中で聞こえてくる声である、と。
編集がすごいと思いました。
こんだけ面白い人たちの日常と複数の裁判を追いかけていたら、素材は膨大になったはず。
実際、上映時間94分の割りには情報量は多いと思いますが、一つの映画としてまとまっていたのはすごいと思います。
***
弁護士ならではのリアルで地道な法廷劇。
「弁護士って本当に橋の下で現場検証みたいなことするんだ」とか、電話でキレられて落ち込んでるとことか、カッコつけてないリアルが面白かった。
監督はこの吉田くんと南くんというカップルに魅力を感じて撮影を始めたということで、確かにこの2人が魅力的。
行き場をなくした少年と3人暮らしを始めたときも、僕だったらかなりストレス感じるけど、3人で自然にのびのびと無理なくやってて人間力のある人たちだなあと思いました。
あと、主人公の2人が「撮られている」ことに自覚的なのも良かったです(喧嘩の後に「喧嘩シーンも撮れた」と言うところとか)。
それのおかげで逆にこの人たちは嘘をついてないんだなと思えました。
***
結構な情報量があるんですが94分間ずっとテンポ良くて、笑うし、腹立つし、泣いちゃうし。
個人的には「無戸籍問題」というのを知らなかったので、あまりにもビックリしてそのことで頭いっぱいになりました。
社会問題を扱ったドキュメンタリー映画を観た後にはだいたい「疲労感」が来ますが、
登場人物のキャラの良さといわゆる映画的な面白さによって「いい映画見たなぁ!」とシンプルに思えます。
マイノリティで苦しんで自殺してしまう若い人が多いという、切迫した喫緊の問題が広く伝わることを期待します。

映画『アメリカン・スリープオーバー』

映画『アメリカン・スリープオーバー』
2016年8月27日(土)公開,96分,アメリカ

はい、来た傑作。俺はこの人生のうちでこの映画をあと何度見返すのだろうか!

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アメリカの学校の新学期は9月から。
中学を卒業して高校1年生になるまでには大きな大きな夏休みがある。

『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』では大学入学前のアホな男子の夏休みを描いています(大好きな映画ですよ)。

一方『アメリカン・スリープオーバー』ではもっと淡々としたコラージュになっています。
しかも、『イット・フォローズ』の監督なだけあってじんわりとずっとホラーのような匂いが充満。

酸っぱすぎる梅干したべると口が痛くなるみたいに、この青春の一夜が甘酢っぱすぎて痛い痛い。。

登場人物は多いけど明確な主役はいない。ものすごく繊細なセリフ、動作、表情の積み重ねでひとりひとりの物語が伝わってくる。
それぞれが「入学前の一夜」で何かを獲得したり失ったり、その両方だったりしていく。

だからこそ、ある少年のことを秘かに思っているのに全くセリフにも動作にも表せずに、結局一歩も前進も後退もしなかったある人物がせつない。。

原題は「The Myth of the American Sleepover」。Mythは「神話」を意味します。それだけに、意識的にこの映画は時代感がない(いつの時代なのかわからなくしてる)し、不自然に大人がいない(1人いるけど寝てる)し、誰か1人を主役にせずに鳥瞰的に全体を見渡した視点になっています。ラストのダンスもまるで神に捧げる踊りのようにも見えてくる。

四コマ映画『アメリカン・スリープオーバー』→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2132


イコライザー


イコライザー2014年製作の映画)



2014年に製作され、世界興収約2億ドルの大ヒットを記録したデンゼル・ワシントン主演映画『イコライザー』

普段はホームセンターで働いていて、同僚にも慕われ穏やかな毎日を送る初老のマッコールさんですが、実は元CIAで特殊技能を持つ悪の仕置人だった、というストーリー。

10月5日に待望の続編『イコライザー 2』が公開ですので、『イコライザー』をまだ観たことがない方やちょっと忘れちゃったという方は、これを機に『イコライザー』を復習しておきましょう!


フィルマガ連載記事です!どうぞよろしくお願いいたします。

キッチンツールも武器にする!デンゼル・ワシントン主演『イコライザー 』【マンガでざっくり復習】→https://filmaga.filmarks.com/articles/2252






死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)


死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

死霊館(アナベル)シリーズの中で一番面白いし、映画としても面白いし、好き。
物語が面白い。 主人公夫妻はやっぱ素敵だし、演技も良い。

 ただいくら旦那役の俳優(パトリック・ウィルソン)がトニー賞候補になってるからってプレスリーの曲を一曲丸々歌うこたないよ。
 中間部がダルい。。

でも、娘がポルターガイストを偽装していたビデオが出てきてから突如面白い!

  四コマ映画『死霊館 エンフィールド事件』→http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2130

『死霊館』

死霊館(2013年製作の映画)THE CONJURING



上映日:2013年10月11日 / 製作国:アメリカ / 上映時間:112分ジャンル:ホラー

大ヒットホラーシリーズの一作目ですね。

ヴェラ・ファーミガとパトリック・ウィルソンが演じる超常現象研究家夫妻が素敵なんですよ。
演技も素晴らしいし、この2人が決してオカルトで金儲けしてやろうっていう空気が全然ない(実在の夫婦がどうかは知りませんが…)のです。

真摯に「悪魔」と対峙する姿は見ていて違和感は少ない。

キリスト教には「悪魔」が居るし、要るし、キリスト教徒の人にとっては悪魔はきっと実在するものなのでしょう。

僕はオカルト派でもないし、キリスト教徒でもないし、悪魔崇拝でもないので、もしかしたらそんな世界もあるのかもとちらっと思いながらもエンタメとして楽しむ派です。

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ハリウッドホラーのバーン!ドーン!ダーン!みたいなびっくりホラーではなくて、結構ジワジワヒタヒタ怖いので日本人好みかも。


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この映画も批評家にも高い評価を得た作品ですが、
ホントのこというと『死霊館 エンフィールド事件』の方が面白いです。

ぜひどちらも観てみてくださいな。


四コマ映画『死霊館』→https://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2120

『死霊館のシスター』



死霊館シリーズの5作目で、時系列的には一番最初。1952年のルーマニアの話。

『死霊館のシスター』
   ↓
『アナベル 死霊人形の誕生』
   ↓
『アナベル 死霊館の人形』
   ↓
『死霊館』
   ↓
『死霊館 エンフィールド事件』

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『死霊館のシスター』四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2119

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死霊館(アナベル)シリーズの僕好きなんですが、
特に『死霊館』と『死霊館 エンフィールド事件』は実話ベースですし、
物語もよくできてるし、実在する夫婦を演じる ヴェラ・ファーミガとパトリック・ウィルソンの演技も素晴らしいので、
ホラー映画とか抜きにして映画として面白いです。

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『アナベル 死霊人形の誕生』と『アナベル 死霊館の人形』は、アナベルのキャラクターを楽しむ(怖がる)作品です。
アナベルは基本座ってるだけだし、しかも実は、おっとネタバレ厳禁。
ホラー界の新たなスターとして活躍してって欲しいです。

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で、この『死霊館のシスター』。シリーズ初のIMAXでの上映。これは大正解。そういう映画です。

これまでのヒタヒタとした恐怖とは一転して、ゴージャスなゴシックホラーです。確かに一番怖かった。。
ラストも切なくなるので話もいつもながら話もうまいなぁと。

これはついに日本で大ヒットしますよ。だって怖いもん。。


『死霊館のシスター』四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2119

アナベルってダレ!?全世界大ヒットホラー「死霊館」シリーズの実在する“呪いの人形”

アナベルってダレ!?全世界大ヒットホラー「死霊館」シリーズの実在する“呪いの人形”
「死霊館(アナベル)」シリーズは、全世界興行収入が1,350億円を超える大ヒットホラーであり、9月21日公開の『死霊館のシスター』を含めすでに5作品が製作され、今後もさらに4作品が作られる予定になっています。 
アナベルとは、この「死霊館(アナベル)」シリーズに出てくる呪いの人形のことです。
アナベルが主役としてガッツリ出てくるのは『アナベル 死霊館の人形』(14)と『アナベル 死霊人形の誕生』(17)の2作品。
本シリーズはそれぞれのつながりや話の流れが複雑なので、後半戦にさしかかるこのあたりで一度、おさらいしておきましょう!
 まずは、シリーズの要となる呪いの人形・アナベルを中心に解説していきます!

スピルバーグが現政権のメディア圧力に対抗するために撮った映画!

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)


今年の3月30日劇場公開だったのが、もうDVD/ブルーレイ出るんだ!
このスピード感もまさにこの映画の特質を表してますね。

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 』http://www.nbcuni.co.jp/movie/sp/pentagonpapers-movie/

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『レディ・プレイヤー1』の製作中の2017年5月30日に『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』の撮影開始。
50日間で完了。
同年の12月に劇場公開(日本公開は翌年3月30日)。

もともと早撮りの監督ではあるそうだけど、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』はなぜこんなに急いだのか。

それは、現トランプ政権のメディア批判に対抗するため。

現政権は、政権批判をするメディアを「フェイクニュース」だと言い、ジャーナリストを「国民の敵」だとしている。

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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』は1971年のベトナム戦争についての機密文書のスクープを描きながら、
現政権によって報道の自由が侵されている現状を訴え「報道の自由を守るのには〝報道する〟ことだ!」とメディア側を鼓舞する映画です。

四コマ映画『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2112

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スピルバーグ映画としては、『シンドラーのリスト』『プライベート・ライアン』『ミュンヘン』『ブリッジ・オブ・スパイ』などのスピルバーグ曰く〝作らねばならない映画〟の系譜に当たります。

上記のものがどれも名作であるように、
ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』も映画としても面白い!

本来絵的には地味になるはずのモチーフなんですが、
細かいところでのサスペンス演出がうまい。

当時はケータイないですから、いわゆる家電(いえでん)や公衆電話が活躍します。
便利すぎない道具が持つドキドキ感が素晴らしいです。

人間ドラマも上手で、登場人物の人数が多いんですが名前覚えなくても「顔や雰囲気を見ればどういう立ち位置の人か」がわかります。

機密文書を巡っての複雑な人間ドラマなんですが、混乱することなく引き込まれます。

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時間がなさすぎてトム・ハンクスとメリル・ストリープには演技演出しなかったらしいですが、そののびのび感がこの2人の名優をさらに魅力的に見せたように思います。

特に、これがメリル自身が考えた演出なのかが気になっているのですが、
メリル演じるポスト紙の社長は前半は頼りないんです。

「椅子に寄りかかってたり背もたれに捕まって立っている」シーンが多い。
これが彼女の精神性を体現するものになっているわけです。

あと、周りの男たちが暗いスーツを着ているなか、ふわりとしたフレアのついた部屋着を着ていることも多く、彼女がいかにこの時代この会社の中で異質なものだったかも伝えています。

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2018年8月16日、アメリカの350社以上のメディアが、報道の自由を売ったる社説を一斉に掲載。
トランプ政権の度重なるメディア圧力に、メディアが一丸となって正面から対抗し始めています。

四コマ映画『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2112

『イット・フォローズ』の監督の新作『アンダー・ザ・シルバーレイク』

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

謎が謎を呼んだ傑作ホラーの『イット・フォローズ』のデヴィッド・ロバート・ミッチェルがいよいよ自信満々で作った新作。『アンダー・ザ・シルバーレイク』。

これはやられました。。ものすごく映像もキレイだし、ディティールも追いきれないくらいに凝っていて、話の展開のイッちゃってる感も魅惑的、哲学的なセリフも思わせぶりで集中力が途切れない。

四コマ映画『アンダー・ザ・シルバーレイク』→http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2110

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『イット・フォローズ』でも観客は〝結局イットってなんの意味だったのか〟とはわからないまま、映画自体の魅力に惹きつけられてなんども劇場に足を運んで、結果大ヒットだったのです。

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今回もスーパーマリオも出るし、ゼルダも出るし。。
もう勘弁してほしい。。

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ほとんどずっとアンドリュー・ガーフィールドが映ってるんですが、超絶スタイルの良い美形のはずなんだけど、ちょっと常人離れした見た目でもあるんですよね。。
だからこういうちょっとヤバイ人ってのがハマる

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僕はものすごくメモを取りながら見たんですよ。
そして読み返したんですよ!たくさんメモ書いたし読み返したんですよ!
…なんですけどね。。

四コマ映画『アンダー・ザ・シルバーレイク』→http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2110