デンジョンケー語(Drenjongke)の手遊びイラスト


スイスのベルン大学と国際基督教大学との共同プロジェクトである
「音声学、音韻論、およびローマおよび先住民文字の新正書法:ヒマラヤの母国語コミュニティの支援(PhoPhoNO)」に、
ちょっっとだけイラストで参加いたしました。

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簡単にいうと、消滅危機言語を記録として残そうって企画です。
今回はインドの東部で使われている「teazobi」と2つの「タマン語(Tamang)」の研究です。

各言語の表記法を開発したり、
母音の発音を12人の話者で音声データとして記録したり、など多角的に研究されています。

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そのうちのひとつ。
「デンジョンケーの童歌」のイラストを描きました。

インドの東部シッキム州で伝わる子供たちの手遊びの歌です。

歌に合わせて指を差してって最後の一本まで刺されなかった人が勝ちというドキドキするゲームと
かくれんぼの鬼を決めるためのワクワクするゲームの2つです。

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現在約8万人しか使っていない言語で、消えてしまう可能性のある言語と文化を研究し記録として残すプロジェクトはとても意義深いと思いますし、参加できて本当に嬉しいです。
もしかしたら今後も続くかも、とのことです。
続けたいなぁ〜。


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デンジョンケー語(Drenjongke)の歌のYOUTUBEチャンネルもあります。
楽譜化もされています。