Linksysのトライバンド3台

1.全然インターネットのことを理解していない私

全然インターネットのことを理解していない私が
Linksysのトライバンド3台のセットアップに成功した話です。


ルーターとモデムの違いもよくわかってないし、、、自分がどう言う環境でネットやってんのかもホントいうを全然わかっていないレベル。です。


2.電波が弱いっ!


5日前に転居しまして、「電波が弱いっ!」と感じていました。


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以前は建物ごとインターネットに契約していたとこだったので、回線は結構強力だった、とのこと。

そこからモデムを通して
AppleのTime Capsule(タイムカプセル)という無線LANルーターで
2LDKの部屋をカバーしていました。

ただ10年くらいタイムカプセルでしたし、無線を飛ばす?力はものすごく弱かったかと思います。

つまり
大元の回線は強いけど
それを飛ばすルーターが弱い。

というパターンだったかと思います。

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で、今回のマンションは
モデムを設置したNTTさん曰く
「お客様の以前の建物よりは弱いでしょう。」とのこと。

実は今回のマンションにも独自にひいている回線があるので、
「そっちに変えた方がいいですかね?」と問いましたら

「いや、たぶんそっちの方が弱いと思います」とのこと。

やはり直接光ケーブル?をひいている以前の建物はかなり恵まれていた模様。


つまり今回のマンションは
大元の回線も弱いし
それを飛ばすルーターも弱い。

という状態。

ルーターは引き続きタイムカプセル を使うつもりでしたから。

なので、ホントに重い。。。


3.Appleが推奨するLinksysがいいらしい

仕事に支障をきたすほど、だったので
色々調べてべましたら

Appleが推奨するLinksysがいいらしい

という情報にたどり着きました。


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で、翌日Appleストアに質問に行きましたら
「Linksysは設定も簡単だし、Appleはこれを推しています!」的な雰囲気のことを言われたので
なるほど、と。

そこでLinksysってのはAppleの商品でもないし、
そもそも商品名でもなく「高性能モジュール式 Wi‑Fi メッシュ システム」のこと、のようですね。

商品名は「LINKSYS VELOP」?



4.メッシュWi-Fi」というのですね

Appleストアは激混みで
入店できるのは2時間半後と言われたので
ある家電量販店に行きましたら
パソコン担当の方はLINKSYSを知りませんでした。。

LINKSYSの名前を出すと
「?」の顔をしつつバックヤードに下がり、数分後、「ひとつ置いてあります」と商品の前まで案内されましたが、商品知識はなく、無言。。

「自分で調べま〜す」的なことを言って去りました。

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で、そのあしで別の家電量販店のApple製品コーナーへ。

「LINKSYSのことなんですが」と問うと
さすがにApple担当者さんは知っていて
「地下のWi-Fiコーナーです」と。

地下へ。


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さらにWi-Fiコーナーの担当者さんは流石の知識!


こういう、家の中を隙間なく電波を張り巡らせるシステムのことを「メッシュWi-Fi」というのですね。

今、多いんですね、こういう商品。


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うちのデバイスの数は
iMac・・・1台
iPhone・・・2台
iPad・・・2台
テレビ・・・1台

(テレビでYoutubeとかネットフリックス とかめちゃ観るのでテレビも強力にネットにつながっていて欲しい。)

ちなみにこのデバイスの数は
「そんなに多くない。普通」とのこと。


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で、私はiMacを使っているだけあってApple界の人間なので、
Appleとの相性がいいLinksys Velopが良いでしょう、とのこと。


しかし、かなり高い。。



5.安価なメッシュWi-Fiは却下


安価なメッシュWi-Fiもあるけど、やはりそれは電波の維持力はちょっと落ちる、と。
「まずはメッシュWi-Fiを体験するという意味では最初の機器としては良いかと」とのこと。

そのメリットとニーズが合致するなら全然問題ない製品だと思います。


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が、私は、絶対に、重いのはイヤ。失敗したくない。

安価なメッシュWi-Fiは却下。



6.Wi-Fi6も却下

あと考えるべきものは「Wi-Fi6」。
価格はLinksys Velopよりも高い。

全然意味がわからなかったけど、話を伺うと、どうやら次世代の高速Wi-Fi規格。とのこと。

めっちゃいいらしい。

ただ、Wi-Fi6に対応しているデバイスでないとその力は発揮されない、とのこと。

つまり、私が今持っているデバイスではWi-Fi6を買っても(あまり?)意味がない、らしい。

てことで、Wi-Fi6も却下。



7.デュアルバンドは却下。

やっとLinksys Velop一択になりました。ふぅ。

次の問題は、デュアルバンドとトライバンド。

デュアルバンドはなんか電波を2種類飛ばすことができる。
トライバンドはなんか電波を3種類飛ばすことができる、らしい。


3種類飛ばした方が不安がないらしい。


どうせ4万円以上は出すことになるんだから、
ここでケチって「なんかあんま変わんないね…」なんて同居人に言われたら発狂してしまう。

なので
デュアルバンドは却下。


トライバンドで。


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「Linksys Velopのトライバンド」まで絞られて来ました。

次は台数を決めなくてはいけません。


8.俺は3台で行く

2台でカバーできるのは「2LDK〜3LDKのマンション・戸建て 」とのこと。

私のマンションは3LDKなので、2台でカバーできる。と言える。
しかし、「ギリ」とも考えられる。

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「メッシュWi-Fiは距離よりも壁の枚数です」と担当者さん。


1台でカバーできる半径は決まっていなくて
壁やドアなどの障害物の存在感(枚数や厚さ、素材)よるらしい。


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うちの場合、親機となる1台は3LDKの端っこに置くことになります。

そうすると親機から一番離れている部屋がかなり心配。

ていうかその部屋こそが同居人の部屋。。

ここまでやっといて
「なんか重いね…」とか言われたら発狂してしまう。。

ので
安全策をとって「3台」!

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私の部屋に1台。
真ん中あたりのキッチンに1台。
同居人の部屋に1台。


予算は当初4万円くらい、ということで話が通っていましたが、結局6万円になってしまいました。

知識があればもっと的確にもっとちょうどいい感じの値段のものを買えたかも知れませんが、、、仕方がない。
これも考えた結果です。。



9.真夏の太陽の下


即決はできないので、一度その家電量販を出まして
真夏の太陽の下フラッと歩きまして
「買うしかないよな…」と心を決めて
再び戻り、
購入いたしました。


担当者さんの知識はホントに素晴らしかったですし、こちらの疑問にも的確に、しかも「お前ホント馬鹿だな」みたいな空気を一切出さずに説明してくださって、感謝感謝です。


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そのまま自宅へ。
昼ごはんを食べまして、
13時からLinksys Velopのセットアップ開始です。



10.セットアップはスマホで楽々!

触れ込みとしては「セットアップはスマホで楽々!」
冒頭のAppleストアのお兄さんもそう言っていました。

が、全っっっっっっ然ムリ!


向こうとしては当然知ってるだろうという用語がいちいちわからない。。

ひとつのコーナーで分からない用語が2、3個出てきたらもう次進めませんよ。。


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「既存のルーターを使用する」「新規のルーターを使用する」とかいう選択肢があるんですが、自分がどっちに該当するのか全然分からない。。


手持ちのルーターがあるわけだから「既存のルーターを使用する」を選択してみたんですが、途中でクルクル回り始めて、全然進まない。ノードが光るはずなのに全く光らない。ていうかどこが光るのかも見当がつかない。。

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(ちなみに、Linksys Velop一台一台のことをノードというそうです。知らないから!)


11.生の人間につながらない


「わからなくなったら、いつでも電話して」って感じで電話番号がタップできる状態になっているので、即タップ!

録音オペレーターの指示に従ってボタンを押したりしたけど、一向に生の人間にはつながらない。。

一瞬、詐欺か?と思いました。
これだけ高いもの買わされて、しかも全然意味のわかっていない新しいシステムの何かを3台も買わされて、スマホで簡単!とか言われてたけど、全然難しいし、電話通じねえし。


12.この女性、天才でした


もちろん詐欺ではなく、オペレーターさんが電話に出てくれました。
日本語が母国語ではない女性の方のようでした。

奥では英語や欧州の言葉が飛び交っているのが漏れ聞こえてきます。世界を相手にしているテレフォンオペレーター集団なんだな、と思いました。


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ちなみにこの女性、天才でした。

私がノードの電源を入れていないことをすぐに突き止めてくれました(本当にごめんなさい)。

それ以降も完璧なオペレーションで、私は彼女の指示通りに動けばいいだけで。

本当に過不足なく、的確に、丁寧に、優しく、「なんなのこの頭の悪い人間は…」みたいな空気を一切出さない。

こちらの知識量に合わせた指示をしてくださいました。

結果的に全てのセットアップが完了しました。

ま、1時間くらいかかりましたけどね。。。

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13.私が考える用意しておくべきもの


●インターネットプロバイダの名前
●インターネットプロバイダの接続ID と接続パスワード

●長めの延長コード(ノードの親機とノードの子機を近づける際に、すでにコンセントが埋まっている時隣の部屋のコンセントからひいて来ないといけなかったりするので)

●十分に充電されたスマホ(もしくは充電コード)

●スマホ以外のデバイス(パソコンがいいんでしょうね)


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●インターネットプロバイダの名前
●インターネットプロバイダの接続ID と接続パスワード

に関しては口酸っぱく言われていたので、用意してありましたが
他のものは偶然手元にあったから助かりました。

特にスマホ充電は途中でなくなりそうになったので焦りました。


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14.で、結果、快適です★

私のパソコンは「こんなに早かったことは一度もない」ってな」くらいに早いです。

遠い部屋でも電波ビンビンになっているようです。ほっ…。


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15.今回の件を通して色々わかりました

モデムとルーターの違い。
ていうかモデムとルーターがそもそも違うものだということ。

そして、メッシュWi-Fiという存在。
メッシュWi-Fiは2、3台買わなきゃいけない、こと。

デュアルとかトライとかなんかそんなようなこと。

近いうちに「Wi-Fi 6」に消されてしまうかも知れませんが、今のところは、私にとっては、最善かと。

以上です。

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