シリーズ初の女性悪役 サヨナ・サントス最高でしたね〜 四コマ映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』→ https://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2852 **
■知的層にも安心して楽しんでもらえるパニック映画
先月ジュラシックシリーズの1〜5を見直してました。
このシリーズが目指したものは「知的層にも安心して楽しんでもらえるパニック映画」。
パニック映画なんかを見て楽しんでいるようなバカだと思われたくない知識層に「この映画は知的なんですよ〜」という雰囲気を纏わせてあげることで安心してパニック映画を見てもらおう、という映画。
映画の冒頭でDNAとかカオス理論とか高知能的な単語を出したり、白衣来た人たちが実験道具を持ってる映像写したりして、ちゃんと理屈は通ってますよ感を出しておくのがこのシリーズの通例。
実際はDNA操作もカオス理論もただただ言ってるだけ。
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■これでいい、これがいい
高尚さや重厚さを出そうなんてこれっぽっちも思っていない、素晴らしいじゃないですか。
恐竜出てきて「ワーッ!」ってなって、生命とか環境の話も出てきてなんかちょっと頭使った気がする感じで映画を終えられる。
作り手がちゃんとこのシリーズのゴールがちゃんとわかってる。
素晴らしいのよ、この潔さ。
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■一番は1。二番は今作。
最高なのは1ですね。
壮大なロマンとスリルと夏休みの自由研究レベルの疲れない知的さ。 普及の名作と言っていいでしょうよ。
次に良いのが今作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』。
心配してたんですよ。
ラストだから変に気合い入れて高尚さや重厚さ出してきたらどうしようかと。
ごめんなさい、心配無用でした。
このシリーズのゴールを続編の中で一番わかっている作品でした。
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