【クリエポ2025】そもそもイラストレーターとは何なのか?

そもそもイラストレーターとは何なのか?



※BGMにはピアニスト鈴木大さんの『EXPO』を許可をいただいて使用しております!https://music.apple.com/jp/album/solo-ii/1769364794

【語源】
イラストレーションという言葉の語源は、「照らす」「明るくする」の意味のラテン語「Lustrare」で、転じて「わかりやすくするもの」という意味もある。

【起源】
広い意味でのイラストレーションの起源で現存しているものは、まだ文字が発明されていなかった先史時代の洞窟絵。
フランスのラスコー洞窟の壁画は、約2万年前のクロマニヨン人の中でもおそらく絵の上手い人が描いたもの。

【イラストレーションの歴史】
文字の発明(絵より文字の方が正確に伝わるじゃん!)

識字率が低いままだった(絵は必要不可欠じゃん!)

活版印刷による書物の大衆化(イラストレーションの黄金期)

グラビア印刷による写真の台頭 (写真でいいじゃん!じゃぁ絵の存在意義は…)
などを経てイラストレーションはその在り方を変容させている。

【日本のイラストの鬼ざっくりとした歴史 】
そもそも「イラスト」は日本でしか通じない言葉。
海外では通じないのでご注意を!
日本のイラストの源流は、絵巻物や浮世絵かと。 
大正・明治時代は画家が挿絵を描いていた
印刷技術向上によって広告ポスターにも活躍の場が広がった。

【日本のイラストの源流 】
日本のイラストの源流は、絵巻物や浮世絵かと。
 大正・明治時代は画家が挿絵を描いていた。 
 印刷技術の向上によって広告ポスターや商品パッケージにも活躍の場が広がった。

【イラストレーターの確立 】
戦後、イラストレーションという呼び名が定着。
1964年に、粟津潔、 柳原良平、横尾忠則、 和田誠らによる 東京イラストレーターズクラブが結成され、 挿絵画家でも グラフィックデザイナーでも 漫画家でもない イラストレーターという存在が主張された。

【現在までのイラストレーター 】
1970年代、それまでグラフィックデザイナーや漫画家を兼任していたイラストレーターが独立した職業として認められるようになった 
 1980年代、「ヘタうま」、今で言う「シティポップイラスト」の流行 
 1990年代、 音楽CDジャケットがイラストの活躍の場の一つに。萌え絵の誕生 
 2000年代、 素材集やストックイラストの登場 デジタルイラストの台頭 SNS上の〝絵師〟の誕生 生成AIの浸透などなど…

イラストレーション、イラストレーターは 常にその時代に合わせて 流動的な変容を求められている




****

コンテンツ東京2025 内
第16回クリエイターEXPO
2025年7月2日[水]~4日[金] 10時〜17時
東京ビッグサイト 西展示棟


コンテンツ東京2025というビッグなイベントの中で イラストレーターやデザイナー、写真家、音楽家などが営業ブースを出展するエリアが「クリエイターEXPO」です。
クリエイターEXPOは、【イラスト】【動画コンテンツ】【webデザイン】【キャッチコピー】【広告漫画】【楽曲】【商品パッケージ】など様々なコンテンツを、クリエイターに直接依頼ができる商談展です。
制作コンテンツごとに10のゾーンに分かれて出展しており、各ブースでは制作依頼や企画の相談といった商談が活発に行われます。」


w