
自分のイラストの原初は「絵ぇ描くの楽しー」でありたいと改めて思った日。
小学校低学年からノートに何十冊も描いていた絵とも漫画ともイラストとも言えないあれらを描いていた楽しさを今でも意識的に持ち続けようとしているし
今担当させていただいている仕事の多くが僕のそういう部分を評価して依頼してくださってるような気もする。
二万年前に壁画を描いたクロマニヨン絵師パイセンだって「わかりやすく伝える」の前に「絵ぇ描くのたのしー」があったと思うし、なんとなく滲み出てるユーモア感はその証だと思う。
僕のようなイラストに「作者の想い」は不必要邪魔なのではとも思うけど、僕のようなイラストだからこそ、「絵ぇ描くのが好きな浩」をどのイラストにも込めないんだったら、いっそAI後輩にバトンを渡せよという話。
大事なことはだいたい面倒くさくて、面倒くさいことはだいたい大事で、面倒くさいことはいつも面倒くさい。
イラストレーターにとってイラストはビジネスツールであると同時に、自分自身でもあってしまうから
「イラストをどう売るか」は「自分をどう買ってもらうか」と
ニアリーイコールになってしまうんだと思う。
だから営業はとても難しい。