鳥取行ってせっかくなので鳥取シネマで『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』。
原作漫画を先日読み返していたのもあり初めてドラえもんを劇場で観た 大長編リメイクはやってきてたけど遂に名作鬼岩城!映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城(2026年製作の映画)上映日:2026年02月27日
監督 矢嶋哲生 脚本 村山功 原作 藤子・F・不二雄 出演者 水田わさび
2025年にロシアが開発した長距離無人原子力潜水艇の名前が『ポセイドン』。

核弾頭を搭載可能な「終末兵器」として報道されている。
この映画のポセイドンこそ、核の危険性とその矛盾を表した存在。
藤子不二雄先生が1987年に継承を鳴らしていたのに、まさかその名前で……。

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遂に名作!鬼岩城リメイク!
たまたま先日大長編漫画を読み返していたとこでした。
ドラえもん映画で80年代90年代のリメイクをやってきているのは知っていましたが、
遂に名作!鬼岩城リメイク!
まず、めちゃくちゃ面白かったです!
勉強にもなるし楽しいし、結構ちゃんと怖いし。
もちろんバギーちゃんにはボロ泣き。。
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あらためて大画面でドラえもんを見ると、彼は本当に不思議な存在ですね。
あんなにも便利過ぎてチートな存在が古い一軒家に普通に普段は特に何をするでもなくただ割と暇そうにそこにいる。。
一応のび太を成長させるという役割があったかと思いますが「まぁ…どっちでもいい…」って感じもある。
あと、パラドックス起こしまくりですね。
大問題ですよ。
「未来にはこんな便利な道具があるんだよ」っつって過去人間たちに見せたり使わせまくってるけどダメだよね。。
出来杉くんとかが分解して中の構造調べて自作しちゃったら未来変わるよ。
ま、つまりそういうふわふわした土台の上に成り立つ夢と冒険の漫画世界なのだなぁと改めて知りました。
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原作漫画が発表された1986年には、しんかい6500もないしAIももちろんなかった。
とくにバギーちゃんはデザインもレトロなこともあってもはや未来の道具感が薄い。
車体サイズを自在に変えられるってのは確か前にはなかった改編ポイントかな。
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「カビの生えた法律だ!」が
海の中の世界なので「牡蠣殻の生えた法律だ!」になってたのには笑った。
ポトリと落ちる涙が水中なのでぶわ〜っと広がっちゃうのは、まぁ仕方ないね。。
今の子供たちにとって鬼岩城のしずかちゃんの涙はアレがデフォルトですね。
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「シヌンデスカ?
ニンゲンハイバッテイテモダラシナイデスネ」
などの名台詞は残してくれていてそこもありがとう!
『海底鬼岩城』は全体的に怖い。それが残っていて良かった。
だから、バギーちゃんと海底冒険を楽しむ時間もたっぷり必要なんですよ。
大人からしたら長過ぎるくらい長くないとただただホラーサスペンスになりますからね。。
大長編の原作漫画もだいたい前半3分の2くらいが冒険楽しいパートで、
突然大変なことが起きてすぐ収束して次のページでは話が終わってる。。
怖いパートは少ないし突然終わるのも原作通り。
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改編でびっっくりしたのが
「なぜポセイドンが女性を連れていくのか」に理由づけが足されていたとこ。。
そこスルーで良かったとも思いますけどね。。
新キャラのおばあちゃんが若かった頃にアトランティスに入って唯一生きて戻ってこれた人物。
↑これって女性だったからポセイドンが逃がしてくれたっていう説明ありましたっけ?
で、しずかちゃんが鬼岩城の場所を知るために自分が誘拐されて仲間たちに跡を追わせる、という作戦を実行する。
「女の子には乱暴しないと思うの」byしずかちゃん
ポセイドンは実際しずかちゃんには乱暴しない(そりゃそうだろうよっ!)。
で、しずかちゃんがポセイドンに「どうして女の子にやさしいの?」的な質問をすると
ポセイドン
「我は女性の情報が少ない!
我は完璧でなくてはならない!
我の情報となれ!」
ポセイドン、キモッ
ポセイドン、キモッ
ポセイドン、キモッ
キモいので3回書きました。
なんてキモいんだろうと思ったんですが、
改めて考えてみたら逆にフェミニズムっぽくもありますよね。
女性について知らないことは完璧な状態ではないってことで
女性について知りたいなら女性に聞くのが一番良いよね!ってことね。
家父長制の権化みたいなオジ顔したポセイドンが
自分は女性について知らないから知りたいのだ!
という姿勢自体は現代的と言える。
ポセイドンはフェミニストだね!
ただ…その対象が少女性の権化である〝しずかちゃん〟だったので全体的にひどくキモかった。。
「女性を知る」ってエロワードでもあるので、、もうちょっとちゃんとしたセリフが欲しかったな。。
でも近寄ってきてくれたのがたまたましずかちゃんだったんだもん。しょうがないよね。
そもそもAIであるポセイドンを作った奴らが悪いんだし。
ポセイドンも可哀想っちゃ可哀想。
ま、ポセイドンを作った奴らはもうすでに滅んでるから。
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そういえばバミューダトライアングルのバリヤに守られてたから
アトランティスが鬼核弾で自爆した時に周りには影響がなかったって話なわけですが、
なんで今回のポセイドンの攻撃は外界まで影響が及ぶものとして怖がってたの?
ポセイドンはバリヤを自由に消したりまた作ったりできるっていう説明あったかな。
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核兵器の危険性、矛盾性をドラえもんはずっとメッセージとして発してきた。
これが消されたり弱められたりしないでほしいですね。
